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ひのきのまな板をキレイにする

#ヒノキのまな板を磨く

以前大工さんより購入したヒノキのまな板が、傷や汚れが目立ったり、表黒カビらしきものが浮いてきたりするようになりました。いい板だったので、そのまま捨てるのものもったいない気がしてDIYでクリーニングをしました。

このようなケースで板材の表面を削り落とすのは、本来はカンナの仕事です。電動カンナがあればいいのでしょうが、あいにくもっていないので、以前珪藻土マットの汚れをサンダーで落とした時のようにサンダーで削ることにしました。刃物ではない分安全ですが、念のため皮手袋やゴーグル等の保護具は使いましょう。

包丁の傷跡は1ミリもないものですが、サンダーで1ミリの厚みを削り落とすのにはけっこうな労力がいります。またやすりの目が細かいとすぐに詰まってしまいます。そこで80番、180番、320番の順にかけていきます。購入するなら紙より布やすりの方がいいと思います。特に荒い番手(#80)の時は、抵抗が大きく紙だと破れてしまう可能性があります。

最初はこのような状態でした。包丁の傷や、汚れ、カビなどがありもう交換したほうがいいという状態になっています。ここから凹凸にならないように注意しながらまずはいちばん荒い(#80)やすりを使って、表面の傷やカビや汚れが落ちるまで削ります。

磨く前

板材はサンダの力で上下左右に逃げるので、枠を作って固定しておくといいでしょう。とくに裏面がデコボコだったり、小石が挟まっていたりするとミミズが這ったような傷ができてしまいますので注意してください。もしそうなってしまった場合は、水を吸わせて乾かせば浮き上がってきますので、仕上げを別日にしましょう。

凹みは水にさらして乾かす

磨いた結果は、珪藻土マットの時よりは各段にキレイになりまだまだ現役で使えそうです。またヒノキ独特な香りもよみがえりました。ただ木の繊維に沿って汚れが入り込んでいる小口面はかなり深くまで汚れが入っているようで完全な除去はできませんでした。

磨いた後

筆者紹介


自分の写真
がーふぁ、とか、ふぃんてっく、とか世の中すっかりハイテクになってしまいました。プログラムのコーディングに触れることもある筆者ですが、自分の作業は硯と筆で文字をかいているみたいな古臭いものだと思っています。 今やこんな風にブログを書くことすらAIにとって代わられそうなほど技術は進んでいます。 生活やビジネスでPCを活用しようとするとき、そんな第一線の技術と比べてしまうとやる気が失せてしまいがちですが、おいしいお惣菜をネットで注文できる時代でも、手作りの味はすたれていません。 提示されたもの(アプリ)に自分を合わせるのでなく、自分の活動にあったアプリを作る。それがPC活用の基本なんじゃなかと思います。 そんな意見に同調していただける方向けにLinuxのDebianOSをはじめとした基本無料のアプリの使い方を紹介できたらなと考えています。

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